↑自宅の使いかけの調味料ですいません。
皆さんこんにちは。卓越キッチンです。
今回のテーマは、料理の腕をあげるプロセスについて紹介していきたいと思います。
■料理ってこんなこと起こりませんか?
・レシピ探して分量を人数分で計算しなおして計測して作って途中で嫌になる
・レシピに書いてある調味料が手元にない時に、手が止まるor進路変更余儀なくされる
・イメージしていた味と出来栄えが違う
これほんとに良くありますよね。ってかレシピ見ながら調理していると計測途中に携帯の画面が落ちちゃって、「アッ」ってなって手洗いして暗証コード入れて、手の拭きが甘いもんだから携帯画面濡れてタオルで拭いて、思いがけない操作してレシピ画面消えるというパターン。
えぇ、ここまでくると心の中は穏やかではいられません。O型の私は、こっから想像で乗り越えようとして「思てたんとちゃう・・・」という結末を幾度となく経験しました。
■何から学べば上達が早くなるか?
【結論】味付けのレパートリーをインプットする。これが最も近道です。
具材の切り方や調理工程を覚えることももちろん重要なのですが、料理を続けていく上で一番の壁は、余った食材を使いきれない。結果腐らせてしまう。
これを経験すると今度は使い切れる分だけの買い物を繰り返すようになり、コスト(時間とお金)があがり、頑張って料理しているのに食費は節約出来てない、毎日買い物行く暇もないしテイクアウトで乗り切る回数が増える。という望まないサイクルが回りだします。皆さんもこんな経験ないでしょうか?
私は、めちゃくちゃありました。笑。特にレタスとか水菜、もやしやキュウリなど足の早い野菜の無残な姿を・・・
気づけば野菜は玉ねぎと人参などの根菜しか手を出さなくなり、乾麺ばっかり買っている自分がいました。マルタイ拉麺にパスタにそばにってな具合に。安く済ませられるメリットはあるものの応急処置的な食事で満足感と満腹感が満たされず、15時頃にぼんち揚げ食べちゃってさらに傷を深くするというね。家にあると知らぬ間に口の中入ってますよね。ぼんち揚げ。
あっそんな話はさておきまして(汗)
休日は、自宅で料理教室を不定期で実施していますが、参加していただいてる方々のほぼ100%がこれを経験していました。
この話になると、「マルタイ拉麺旨いんだよなぁ、お湯入れてポンって麵入れてネギあれば十分だもんね!」なんて言いながら皆で傷をいやす謎のターンは鉄板で繰り広げられます。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
最後に基本の調味料をご紹介して終えたいと思います。
■基本の調味料ストック
塩・こしょう・砂糖・醤油・酒・みりん・味噌・サラダ油・ごま油・ポン酢・本だし
鶏ガラスープ・酢(すし酢が万能)
まず上記は最低限揃えましょう。
ざっとあげるとこのくらい味付けレパートリーがあります。
※分量は2人前を想定
①照り焼き
└醤油大さじ2・酒大さじ2・みりん大さじ2・砂糖大さじ1
※みりん抜いて砂糖大さじ2にすればすき焼き風にも
②ナムルダレ
└ごま油大さじ2 鶏ガラスープの素小さじ1 塩小さじ1
お好みでポン酢少々
③ホイコーロー風のみそ炒め
└味噌大さじ1 砂糖大さじ1 鶏ガラスープの素小さじ1 醤油小さじ1
酒小さじ1
④中華スープ
└鶏ガラスープの素(分量通り) 酒大さじ1 みりん小さじ1 醤油小さじ1
味見しながら塩コショウで仕上げ
あげるときりがないのでこの辺にしておきますが、照り焼きベースだったら鶏モモも
豚肉もお魚も対応出来るし、余った野菜は中華スープにぶち込むか、みそ炒めなら
根菜も青野菜もウリ科の茄子とかも絡めればなんとかなります。
いかがでしたでしょうか?
レシピを見ながら作る回数を増やすこともとても重要ですが、味付けのインプットが増えると食材を使いきれるようになり、アレンジも勝手に身についていくと思います。
この内容が、あなたのお料理を作る活力になると嬉しいです。
引き続きよろしくお願いします。